イライラの芽(1)
すっきりしない日々 遡れば、小学校高学年の頃からでしょうか、「すっきりとした気分」でいられる日というのは、年に数えるほどしかないような気がしていました。先生に叱られたことを引き摺って、いつまでもうじうじ考え込んだり、友人のお願いを安請け合いして後悔したり。そんな些細な出来事で数日間も気が重い日が続いた・・・そんな経験、無いでしょうか。 もう少し大きくなると、進学のこと。受験生としての日々はモヤモヤしたものを常に頭の片隅に置いた状態です。合格して、しばし幸せな気分を味わうものの、それもつかの間。定期試験や卒業の単位が心配な日々がやって来ます。 就活も就職先が決まった瞬間は安心感に包まれますが、い…