転職志願 群れから個へ
プレゼンマシーンの本音 昨年の春まで私の部下だった社員が会社を辞めることになりました。このご時世、退職の挨拶に社内を回ることは出来ないので、残念ながら彼とは顔を合わせることなくお別れとなりました。私は彼から届いたメールに、月並みなはなむけの言葉を添えて返信しました。私はこういう時に気の利いた言葉が頭に浮かばず困ります。 このタイミングで会社を辞める決断をするのは勇気のいることだと思います。少し前であれば、転職先の選択肢も少なくなかったはずです。とは言え、会社がこの一年間新しい事業を展開することなく、経営陣も今後のビジョンを社員に示せない状況が続く中、彼のように自ら新しい道を模索する若者が出てく…